「ITパスポートとMOS、どちらを先に取ればいい?」「両方取るとしたら順番は?」
——就活・転職・スキルアップを考える方からよく聞かれる疑問に答えます。
ITパスポートとMOSの違い【まず基本を整理】
| 比較項目 | MOS | ITパスポート |
|---|---|---|
| 資格の種別 | 民間資格(Microsoft公認) | 国家資格(経済産業省) |
| 証明できること | Excel・WordなどOffice操作スキル | IT・経営・セキュリティの基礎知識 |
| 試験形式 | 実技操作(PC上でOfficeを操作) | CBT方式(4択問題) |
| 難易度 | ★★☆☆☆ | ★★★☆☆ |
| 勉強時間目安 | 30〜60時間 | 100〜200時間 |
| 受験料 | 10,780円〜(税込) | 7,500円(税込) |
| 合格率目安 | 70〜80% | 約50〜55% |
大きな違いは「実技か知識か」です。
MOSはExcel・Wordを実際に操作して解答する試験、ITパスポートはIT・経営・セキュリティ分野の知識を問う4択試験です。
どちらを先に取るべき?【目的別おすすめ順】
事務系・一般職を目指す方 → MOSが先
事務・営業事務・経理補助などを目指す場合はMOSを先に取得することをおすすめします。
採用担当者が日常的に使うExcel・Wordのスキルを証明できるため、書類選考や面接で直接評価されやすいです。
MOS取得後にITパスポートを取得すると「実務スキル+IT知識」として非常に強いアピールになります。
IT系・DX推進系を目指す方 → ITパスポートが先
ITエンジニア・システム運用・DX推進などのIT寄りの職種を目指す場合はITパスポートを先に取得する方が評価されやすいです。
その後、「業務ツールとしてのOfficeスキルも証明したい」という場合にMOSを追加で取得するという順序が合理的です。
就活中の学生・両方取りたい方 → MOSが先(短期間で取れるため)
就活中の大学生が両方取る場合はMOSを先に取ることをおすすめします。
理由は勉強時間が30〜60時間と短く、1〜2ヶ月で取得できるため。まずMOSで「資格取得の経験」を積み、その後ITパスポート(100〜200時間)に集中する流れが効率的です。
MOS+ITパスポートで就活・転職が有利になる理由
2つを組み合わせると「実務スキル(MOS)+IT基礎知識(ITパスポート)」という、多くの企業が求める人材像に近づきます。
特に次のような場面で効果を発揮します。
- 事務系全般:「Officeも使えるし、ITの基本知識もある」として採用担当者に評価されやすい
- 金融・保険・メーカーの一般職:業務でExcelを使いつつIT知識も求められる職種に最適
- DX推進部門への異動・転職:IT知識の国家資格として評価される
- 主婦の再就職:ブランク期間に2つの資格を取得したという実績で印象が大きく変わる
ITパスポートの勉強法【MOS取得者向け】
MOS試験はOfficeの操作スキルを問う試験でしたが、ITパスポートは知識を問う4択形式のため、勉強法が全く異なります。
ITパスポートの出題範囲(3分野)
- ストラテジ系(経営戦略・企業活動):約35%
- マネジメント系(プロジェクト管理・情報システム開発):約20%
- テクノロジ系(IT技術・セキュリティ・ネットワーク):約45%
ITの専門知識だけでなく、経営・法律・セキュリティなど幅広い知識が問われます。
勉強時間の目安は100〜200時間で、1日1〜2時間の学習を2〜4ヶ月継続するのが標準的なスケジュールです。
独学と通信講座の比較
| 方法 | 費用目安 | 合格期間目安 | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 独学(テキスト+過去問) | 2,000〜3,000円 | 3〜6ヶ月 | 自己管理が得意な方 |
| 通信講座 | 20,000〜40,000円 | 2〜4ヶ月 | 効率よく合格したい方 |
出題範囲が広いITパスポートは、独学だと「どこまで勉強すればいいか分からない」という問題が起きやすいです。
通信講座を活用すれば試験に必要な範囲を効率的にカバーでき、合格までの時間を大幅に短縮できます。
ユーキャンのITパスポート講座はMOS講座と同じユーキャンが提供しており、テキストの品質・サポート体制ともに評判が高い講座です。
よくある疑問【FAQ】
Q. MOSとITパスポート、どちらが難しい?
ITパスポートの方が難しいです。合格率はITパスポートが約50〜55%に対し、MOSスペシャリストは70〜80%程度。勉強時間もITパスポートの方が多く必要です。ただしITパスポートは知識問題のみのため、暗記が得意な方には取り組みやすい面もあります。
Q. 両方の資格を持っていると履歴書が強くなる?
はい、非常に強力です。「MOS取得(Officeの実務スキル)+ITパスポート取得(IT知識の国家資格)」という組み合わせは、事務系・IT系を問わず多くの企業で評価されます。特に近年DXが進む業界では、この2資格の組み合わせは就活・転職で大きなアドバンテージになります。
Q. 高校生・大学生でも取得できる?
できます。ITパスポートは年齢制限がなく、実際に中学生・高校生の合格者も多数います。大学生が就活前に取得するケースが特に多い資格です。
まとめ:MOS→ITパスポートの順番で取得が最も効率的
事務系・一般職を目指す方にはMOS取得後にITパスポートを目指す順番が最も効率的です。
MOSは短期間・比較的低コストで取得でき、ITパスポートへの橋渡しになります。
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